KDDIの通信カバレッジが悪いのでドコモに乗り換えようとしてます。「POVO」から「Ahamo」です。eSIM はPOVOで何回もQR コード読みで機種変というか、2台の端末を行き来した事があるので簡単だと思ってました。楽天Big という馬鹿でかい端末がミリ波サポートしてたから、キャンペーン価格で買ってKDDIのミリ波の速度測定したんです。2021年頃の話です。
ところが今回ドコモにMNPで乗り換えようとしたら、その業務プロセスが全くイケてなかった。単にやりにくいなら許せます。あまりにひどくて複雑なので詳細は省きますが、何とeSIM発行でトラブって、私は「POVO」 をMNPで契約解除して、「Ahamo」に契約だけ移って、電話番号はどこの事業者に属さないという最悪の状態、つまり「通信難民」になってしまいました!

トムハンクスの映画『エアポート』で、空港でどこの国にも属さない状態になってしまう物語りがありましたが、それと同じです。トムハンクスは空港内で寝泊まりできましたが、私は寝るところもありません。ここ数日、外出時は公衆電話を探したり電話を借りたり、WiFiスポットを借りたりしてました。
その中で神対応だったのが新宿ヨドバシカメラの担当者。モバイルルータを買いに行ったのですが、私の状況を説明したところ、プリペイドSIMを勧めてくれました。インバウンド向けにヨドバシブランドでプリペイドSIMを売ってるんですね。3GBの7日だと2000円強。この価格見ると、菅義偉元首相は携帯事業者を少しイジメ過ぎた事がわかります。だからKDDIもエリア改善できないのかもしれません。菅銘柄といわれる楽天モバイルなんていう事業者も出てくるしね。

幸い私はドコモ副社長CTOの佐藤隆明さんと最近仕事でやりとりする関係にありました。NTT色を感じさせない人柄から、彼にメールでエスカレーションすれば絶対に対処してくれると分かってました。今回の件は選挙カー運転手のボランティアをしている合間に、公衆電話からドコモコールセンターの人に説明したから、通話記録に残されているはずです。確認してくださいね、ドコモさん。コールセンターの担当者の責任ではないです。
NTTのコールセンターはエスカレーションという仕組みを持っていません。NTT文化の責任です。NTT東が私の土浦の家で廃止したVoIPアダプタをいまだに郵送で戻せと言ってくるような対応の根幹になっているのが問題なのです。こちらもコールセンターに通話記録残ってるはず。「サービス改善のために」とか言ってるけど、サービス改善というのはオペレータの通信簿のためではなくて、業務プロセス改善のためにあるはず。それができないのがNTT。

ドコモはNTTの完全子会社になったと言え、やはりメイフラワー号で新大陸に辿りついて開拓して来た人達だから違います。世間というか、外人たちが良く勘違いするけど、1番レガシーなのは国際電信電話のDNAを持つKDDI、大英帝国ですね。ドコモはアメリカ合衆国です。

土曜の深夜か日曜の明け方に佐藤さんにメールしましたが、日曜の9:30頃には返信がありました。私は選挙カー運転手のボランティアをしていて、立憲民主党落合貴之さんの講演会に参加して政界裏話を聞いていたので確認が遅くなりました。何せネット難民だからメールをリアルタイムでチェックできないです。政界裏話の件はあまりに面白いので別途投稿します。

ドコモ副社長CTOの佐藤さんは、所掌範囲を超えて?社内アレンジしてくれて日曜の午後17時過ぎにはドコモショップで月曜の朝1番で対応してくれる事になりました。神対応です。